

SCSパリレン・コーティングは超薄膜でありながらピンホール
フリーで、水はもちろん、薬品、腐食性ガスなどに対して優れた
バリア特性・絶縁性を発揮、さらに高温においても安定したバリア
特性をもっており、欠陥が許されない基幹部品の保護に最適です。
・ 最高450℃でも使用できる耐熱性
・ 耐水・耐湿性、耐薬品性、電気的に優れた
バリア性
・ 他に類を見ない隙間浸透力、多層間浸透性
・ 他材料に比べ、はるかに高い耐紫外線性
・ 露出面を完全にカバーする超薄膜コンフォーマル
コーティング

基幹部品を確実に保護します。
SCSパリレン・コーティングは水分や化学薬品の遮断特性にすぐれ、重要部品を確実に保護します。
パリレンは真空中でモノマーガスが物体の表面に接したところで重合するという独特の成膜方法から、
完全にピンホールフリーのコーティングを形成します。形成したパリレン膜は水分や化学薬品に
接してもほとんど膨潤することがありません。また高温下でもすぐれたバリア性を発揮します。
下の写真はSCSパリレンHTでコーティングした基板とコーティングなしの基板を144時間、塩水噴霧中に
暴露したものです。パリレン・コーティングをした基板には変化がありませんが、未コーティング基板には
錆の発生が見られます。
SCSパリレン・シリーズの中で、パリレンHTグレードは耐熱性が高く、有機保護コーティングとしては
驚異的な連続使用350℃、短時間なら450℃という高温で使うことができます。
パリレンHTはまた耐紫外線特性においてもすぐれており、2,000時間以上の紫外線暴露に対しても
劣化や変色を生じません。
パリレンはその製法からポリパラキシリレンのみによって構成される物質であり、他の有機コーティング
材のようにイオン性のフィラーなどを含有しないので、絶縁性にすぐれ、長期の使用による劣化も他の
コーティング材よりはるかに少なくなっています。
塩水噴霧に144時間暴露した基板の比較
環境にやさしいコーティングです。
SCSパリレン・コーティングおよび原料ダイマーはRoHS指令に準拠していることが認定されています。
また世界中で使われるようになってきた鉛フリーのハンダに対しても、スズ下地メッキで絶縁上問題に
なるウィスカ、突起の発生を抑えます。
自動車分野には無限の可能性をもっています。
自動車にはこれまでもたくさんのエレクトロニクス部品が使われてきましたが、これからはハイブリッド車
をはじめ、燃料電池車やプラグイン・バッテリー車など、ますますエレクトロニクス化が進みます。燃料
電池車のように腐食性の強い物質を使用するシステムでは部品の保護が決定的に重要になります。
またこれから広まってくると思われるMEMSなどでは複雑な形状の部品をいかに保護するかということが
問題になってきます。このような中で形状の複雑さに関係なく、微細な隙間にまで浸透して回路を保護
するパリレン・コーティングは、基幹部品の信頼性を保つ上で重要な役割を果たします。パリレンは
極薄の膜のため、車の部品として重要な重量増加という点でもほとんど問題になることはありません。
パリレンHTでコートした基板
コーティングなしの基板
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